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インドについて知るために読んでおきたいインドの入門書5選

インドは、世界で最も多様性に富んだ国の1つであり、文化的、宗教的、言語的な違いがある地域が多数あります。

そのためインドについて知りたいと思えば、インドの文化、歴史、宗教、風習などについて学ぶことが非常に重要です。

以下に、これからインドについて学びたい人におすすめの入門書を紹介します。

インドについて知るためのおすすめ本

1. 新インド入門 生活と統計からのアプローチ

本書は作者の実体験と統計を元に書かれており、「インド人は牛肉を食べない」、「インド人はターバンを巻いている」といった勝手に思い描いていたインド人像が実は偏ったイメージであるということに気付かされます。

実際にインドに行ってみると宗教によっては牛肉を食べる人もいるし、ターバンを巻いているのはシク教の一部の人のみで南インドではあまり見かけなかったなど私の実体験とも合いました。

一見堅そうな本ですが後半は作者の実体験も多く、思ったよりもカジュアルに読める一冊です。

2. 池上彰の世界の見方 インド〜混沌と発展のはざまで〜

多様な宗教、カースト、2023年には中国を抜き人口世界1位になったインド。

多様な価値観が混じり合い、カオス(混沌)と言われるだけありますが、インド人はおしゃべり好きで人懐こい一面もあります。

GDPも日本を抜くことも予想されておりエネルギーに満ちたインドのことを、池上さんの分かりやすい説明で勉強したい人におすすめです。

3. 日本人とインド人 世界市場「最後の成長エンジン」の真実

池上さんの本と合わせてこちらもインドの入門に最適な一冊。

なぜインドではスズキの車のシェアが高いのか。

インドのビジネスマンのメンタリティ。

仕事でインドに行く人、ビジネスでインド人と関わる人、そんな人におすすめです。

4. 地球の歩き方 インド

海外旅行に行く時のバイブル「地球の歩き方」のインド編。

ネットでもインドの観光地の情報を知ることはできますが、やはり紙媒体の一覧性は強いと思います。

地域ごとの特色や観光地、名産品、グルメなど網羅的に知りたい人におすすめです!

5. 深夜特急3 インド・ネパール

旅人のバイブル「深夜特急」のインド・ネパール編。

インド・カルカッタ、ブッダガヤ、ネパール・カトマンズ、再びインド・デリー。

主に北インドでの著者の旅行記が書かれています。

特にカルカッタのカースト最下位にも入らない人たちの暮らしが衝撃的でした。

わずか100円で身を売ろうとする幼女。

今でもそんな状況なのかは分かりませんが、私がインドに行く前のインドのイメージに近いと思いました。

この本を読むとインドに旅に行き、カオスな列車に乗り込んでみたくなります。

番外編:夢をかなえる象

内容はインドと全く関係ありませんが、この本にはインドでも人気の神様「ガネーシャ」が出てきます。

関西弁のクセの強いガネーシャから出される宿題を主人公がこなすことで、人生を変えるきっかけをつくっていきます。

小説としてとても面白く一読の価値ありです!

この本を読んでガネーシャを好きになっていたせいか、インドでガネーシャ象を見かけた時はなぜか嬉しくなりました。

仕事で疲れた時に読んでみるのもおすすめです。

まとめ

以上、インドについて知りたいと思った時に読んでおきたいおすすめの書籍を紹介しました。

これらの本を読むことで、インドの文化、歴史、宗教、風習、料理、哲学、社会問題などについて広く浅く理解することができます。

これから経済大国になることが予想されているインド。

旅行や仕事で行く人も増えると思うので、まずは入門書から始めてみてはいかがでしょうか!

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